世界の国歌と軍歌から海上自衛隊隊歌『海を行く』新旧歌詞

国歌と軍歌

昔から軍隊と音楽、軍隊と国歌は切っても切り離せないものとなっています。それは日本だけではなく、世界の国々においても同じです。特に世界の国々の国家はその多くが独立などを勝ちとった時などの勝利の高揚感などを表す勇ましい歌詞(要は戦争に勝った凱旋歌)が主流ですが、日本は平和な、非常に平和な歌詞と旋律で構成されている稀な国歌になっています。

 

例えば有名なのはフランスのラ・マルセイエーズ

 

は、フランス革命期の王政を倒したときの高揚感が歌詞となっています。所長の高校の世界史の教員がこの歌を好きで、後日談として、この歌を作詞作曲した人は、この歌以外に有名な曲を作れず晩年はそんなに幸せではなかったとかどうとか言っていました。今でいう一発屋、しかも飛び切りの一発屋ですかね...

 

もう一つ有名なのはアメリカ国歌『星条旗』(みんなアメリカ国歌として覚えているためタイトル『星条旗』というタイトルをあまり知られていない...wikiにもありますが””星条旗よ永遠なれは””別の曲です

アメリカ国歌は独立戦争ではなく、そのしばらく後に起こった米英戦争時の出来事を基に作られています。砦に掲げられた星条旗がイギリスの砲撃に耐え抜き翻っていたという高揚感の歌詞ですね!

 

で、我が国・日本の国歌である『君が代』は左翼に言わせれば、君とは天皇を指し、天皇の支配を容認するものだという曲解、いや強引な捻じ曲げ理論を言い、公務員である教員ですら起立・斉唱をしない不遜な態度をとる...

しかし本来は上記にも書きましたが平和な歌です。君とは天皇陛下だけではなく誰かを指すときにも古代から使われていた言葉で、読み人知らずの、誰かの長寿を謳っただけの平和な歌だったようです。もちろん状況によっては君とは天皇陛下を指す言葉であったのも古代からあったようです。

 

訓練でどこかの港で海外の軍艦と一緒になると初日の朝0800の国旗掲揚時、ホスト国の国歌から順番それぞれ流れるのですが、海外の国の国歌の長いこと...ずっと自衛艦旗に敬礼しているのですが、だんだん腕がぷるぷるしてくんですよね...二日目以降は、艦上で自分の国の国歌だけが流れるのですが、自分の国の国歌がおわっても、隣の海外の船で国歌が流れている間は整列したままなのですが、実は君が代が一番早く流れ終わるという伝説があります。あのスローテンポだから一見すると長く感じますが、実は一番早く終わります。艦上の場合は普通の君が代ではなく、”ラッパ・君が代””なので歌詞はなく、曲調もテンポも全く別物なんですけどね!

 

 

 

海上自衛隊隊歌訓練!!!!

海上自衛隊には『海を行く』という隊歌があります。どういう時に歌うかと言えば式典です。それも新入隊員入隊式と終業式など限られた時しか歌いません。

 

海上自衛隊に入隊して一番最初に覚える仕事は、たぶんこの『海を行く』の歌詞を覚えることから始まります。

所長の教官は吠えておりました。『お前ら入隊してもまだなんも出来んのやから歌ぐらいデカい声で歌わんかい!!(関西弁)』とね!

 

しかし、この『海を行く』なんですが、実は歌詞が平成13年頃か14年頃に変更されました。理由は女子の入隊者が増えた時代に歌詞が時代に沿ってないとの理由です。まあ、早い話、昔の船乗りの考えで、女子は船に乗るのが禁忌とされた時代の歌詞が載っていました。

 

それは歌の冒頭にいきなりぶっこまれていました!!

”男と生まれ海を行く~♫” とね!!

 

新歌詞バージョンは下になります

 

 

 

所長は旧歌詞で習っていて、それも全力で覚えさせられていたのに、平成15年に初任海曹課程に行くとあらビックリ歌詞が変わっています。もちろん変わったことは知っていたし、新歌詞も渡されて一度は聞いたことがありましたが、初任海曹課程では全員苦労しました...

”雀百まで踊りを忘れず””と言いましょうか、平成15年の昇任時期的に全員が歌詞が変わる前の入隊でしたので、何度歌詞を聞いても、練習して意識しても、音楽がなって歌いだすと皆が ”男と生まれ~♫” と歌ってしまいます...よしんば最初をクリアしてもどこかのフレーズでまた古い歌詞が出てくるのです...

 

正直、終業前の宴会でも酔って全員で歌っても出てきたのは旧歌詞でした。今でも旧歌詞は歌えますが、新歌詞バージョンは全く、微塵にも、上記の動画を聞いてもピクリとも何も感じません、覚えてません...旧歌詞なら今でも歌えます!!

 

ここで、一つ疑問が残りませんでしょうか!? 

そうそれは、海を行くの歌詞が変わる前、男と生まれ~♫と歌っていた時代、女子も男と生まれ~♫と歌っていたのかどうかという問題です!!

答えは歌っていません。では女子はどうしていたかと言いますと、女子用の海上自衛隊隊歌がありました。奇跡的に動画をようやく見つけたので貼ります。 タイトルが書いてませんが、確か射管同期のWAVEに聞いた記憶では、”カモメがなんちゃら””とか言っていたような気がします...

 

軍隊にとって歌や音楽は兵隊の士気を高める効果があるとされています。スポーツで大声を出しながらやると火事場の底力が出せて記録が伸びるというあれと同じです。

だから、アメリカ海兵隊にはたくさんの歌がありますし、旧日本軍もたくさんの軍歌がありました...しかし、その旧軍歌も忘れられつつあります。日本人の軍事アレルギーや、陸上自衛隊の旧陸軍との決別もあります...

しかし海上自衛隊では唯一隊歌訓練をしている訓練施設がありました。そこは...もちろん、わしが江田島平八郎であーる!!

で有名な、広島県江田島市にある、海上自衛隊第一術科学校であります!!!そして海上自衛隊陸上自衛隊と異なり、しっかりと旧海軍の後継組織であるとして文化風習伝統を引き継いでいるのです!!

 

所長が入校していた平成12年ごろの段階ではまだ隊歌訓練の日がありました。半年の入校期間中2~3回くらいありました。しかも事前に曲を聴く機会がないので、テンポや旋律がわからず、隊歌訓練当日も実際の音楽がなくアカペラ状態で歌うのでなかなかのものでしたよ...

渡された隊歌集を片手に顔の前に伸ばして、足踏み行進をしながら練習するというスタイルで行うものでした。

 

今はもうやっていないかもしれないですね...!?

 

しかし、アメリカ国歌はいいとして、ラ・マルセイエーズはなかなかに強烈ですね...歌詞が..

 

 

 

 

 

 

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。