海上自衛隊 護衛艦乗りあるある⑥

艦隊所属艦乗員地方隊所属艦を馬鹿にしがち(だった)

平成20年頃の大編成替え前は、各地方総監部所属の地方隊という護衛隊があり(現在は護衛艦隊所属地域配備護衛隊)、同じ港に停泊していても、指揮系統が違うので、色々と艦隊所属艦とは違うところがありました。

例えば、地方総監部主催のハンドボール大会や水泳大会、銃剣道大会には艦隊所属艦の乗員は参加しませんでした。岸壁地区や総監部周辺の環境整備(草むしり)などにも艦隊所属艦乗員は参加しませんでした。(舞鶴地区ではの話)

 

(※舞鶴、大湊、呉は地方隊も艦隊も同じ港に停泊している、横須賀・佐世保は停泊地区が違っている

なので、地方隊が何かやっていると、艦隊所属艦乗員は冷ややかな目で、地方隊所属艦のことを見ていました。

また、地方隊所属艦は昔はDEと種別の地方隊専属の小型護衛艦(あぶくま型、ゆうばりなどの北海道メロン型)があり、CDS、TDSなどの戦闘情報指揮装置やリンクがついていなかったため、なおのこと艦隊所属艦乗員は地方隊所属艦を馬鹿にしていました。

海外派遣もないし、長期出港もないなど付与任務も違うので地方隊は楽でいいの~!!とか皮肉を言われていましたが、長期がないだけで年間出動日数自体はそんなに変わらなかったのです。

現在は、ゆき型、きり型が艦隊所属から型落ちで配備されているため、海外派遣にも耐えれるし、総監部所属ではなくなったので差別はだいぶ薄れたんではないでしょうか!?

 

乗員の一番の必需品は実は洗面器とサンダルだったりする

 

転勤の際に手荷物で持っていくには邪魔だけど、転勤したその日から持っていないとちょっと不便にな物、それが洗面器とサンダルになります。洗面器はそれに水を入れて顔を洗うわけではないですが、洗面器の中にシャンプー、体を洗う垢すりタオル、髭そり、石鹸などを入れてロッカーの上に置いておき、お風呂に行くときはそのまま持ってサンダルでいくので必要なのです。サンダルがないと風呂に行くときには靴で行かなくてはならないのです。

それは教育隊や艦内生活でも変わりません。

 

でもその洗面器、学校に行く際は持っていかなくても大丈夫だったりします。何故なら、前の期の人間が転勤前に置いていって倉庫に余っているものがだいたいあるからです。サンダルはさすがに前の人が水虫だったりするとリスクがあるので使いまわしはしませんが...

 

で、全国どこの売店に行っても大体同じ規格の洗面器が売っています!!

 

船は嫌だと言いながら学校など陸勤になると結局なぜか船に戻りたくなる

もちろん、乗り組み手当の占める割合が多いと思います。海曹クラスにもなれば、乗組み手当があるかないかでは月々10~20万円位の給料の差がでますからね。家のローンがあるとか子供が来年から私立の高校や大学生になる隊員などはそのタイミングで学校や陸勤が回ってくると大変なんですよね...

そして、陸勤だと激しい勤務ではないけど、毎日の起伏がなくなり、刺激を求めたくなってしまうのか知りませんが船のほうがいいわいとなり早く戻りたくなるのです...でも戻るとやっぱ船はいいなぁ~とはならずに、やっぱ船キツイわ~とか言ってしまうのです...

 

また、普段自分が船に乗っている時は陸勤の人間を馬鹿にしたり、蔑んだりしているため、それを逆の立場になるとそうなるとわかっているためそれも怖いのです...

 

 

 

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