海上自衛隊の護衛艦生活~護衛艦隊躾集~

護衛艦隊躾集

とは、護衛艦においての生活上の躾が書かれているものが存在します。今ではあまり目にする機会も無くなり、原文・原本の本みたいなものも、所長は一度しか見たことはないのですが、艦艇乗員の上級者から下級者へ、口頭もしくは行動で受け継がれていっているものがあります。

所長はその大部分を、海自を離れてだいぶ時間が経ったせいでもう忘れかけてきていますが、いくつか覚えているものもあるので紹介します。

 

 

ポケットハンドの禁止

艦艇では様々な突起物があったり、甲板上は濡れていると滑るので、転んだ時などにとっさに受け身が取れるようにポケットハンド(ズボンのポケットに手を入れる行為)は禁止されています。また見栄えの悪さ(態度が悪く見える)、自衛官は上級者に敬礼をしなければならない、また自衛官は武人でもあるので、何かあった時はとっさに防御・反撃が出来るようにするためにと、様々な理由からポケットハンドは禁止されています。

ただ、現在は、理由は語られずに、ポケットハンドが禁止という事だけが口伝で受け継がれ、若い隊員などは理由を知らないものが多かったようにも思えます。

 

また、昔堅気の教育隊にいた分隊士(C幹)は、究極で、ポケットハンドしないようにポケットを縫い付けていました...はっきり言って極端バカですよね!? ポケットハンドしないようにまずは自分を律すればいいだけなのに...それにポケットには様々に作業する時などに物を入れた入りして使うこともあるでしょうに...

 

口笛の禁止

艦内の当直で、舷門当直というものがあり舷門ではサイドパイプというものを使っていると以前のブログで紹介しましたが、口笛の禁止は、そのサイドパイプの音色と混同するからとか諸説により禁止されています。また艦内生活では大勢が同時に生活し、当直の者、非番で休んでいるものがおり、その中で他人をイライラさせないためにも口笛は禁止されています。

 

ボラード・ビットへの腰掛け禁止

岸壁にある舫をかける金属製の突起物をボラードやビットと言いますが、船にある、岸壁にあるを問わず、それらに腰掛けるのは厳禁とされています。特に舫のかけてあるものならなおさらです。舫が弾ければ怪我、もしくは命に関わるからですね、もちろん。

 

カポック・鉄ヘルなど命を守るものを粗末にしない

もはや宗教的な意味合いになってきますし、昔の日本ではこういう事はよくありますよね。超一流プロ野球選手はバットやグローブをもの凄く大事に扱う的な話と同じですよね。

 

肩ひき

狭い艦内通路をお互いに譲り合う、もとは江戸時代の粋な動作。肩をお互いに引き合えば、狭い艦内をお互いにすれ違えるというものです。(肩は右肩か左肩かどっちかは忘れました)

 

夜間に居住区に入るには忍び足で静かに!

深夜直で疲れてい寝ている人に気を使えというものですね。当たり前ですよね。

 

一人称は『私』(わたくし、わたし)を使うこと。自分と呼称は最悪

巷では、自衛官は一人称を『自分(じぶん)』と呼称するものと、映画やアニメなどで描かれていますが、実は海上自衛隊では、自分の一人称を『自分(じぶん)』と呼称は最悪とされています。理由は知りません。なので上級者には、『私(わたくし、わたし)』とされています。

※陸上自衛隊では、どう一人称を表現するかは知りません。

 

しかし、一人称の呼称では、上級者に『俺』とか言わなければ、『自分』と呼称しても、たぶん今はそこまで厳密に怒られたりはしないかもしれません。ただ、関西の舞鶴においては、『自分、自分ら』とは関西弁での二人称『お前、お前ら』の意味を持つので、気を付けなければならないでしょう❗

 

 

 

 

 

思い出したら順次アップしていきます‼️

 

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。