海上自衛隊 護衛艦生活~乗組員の引っ越し事情~

海上自衛官と住居のおさらい

以前のブログで、自衛官は営内に居住する義務があり護衛艦乗員にとってはそれが配属先の艦内だという事は紹介したと思います。

でも、そんな護衛艦乗員は、本当に艦内居住をしていたらストレスが溜まりまくるため、艦艇部隊では下宿を取ることを許されるという話も以前紹介しました。下宿というものはあくまでも、恒久的な住処ではなく、概念的には、住居はあくまでも艦艇であり、下宿はあくまでも外泊をしているという体を取り、営内居住の義務を果たしているという体裁を整えているわけです。

 

なので、例え、本当の六畳一間の昔ながらの本当の下宿でも、ちゃんとしたアパートでも下宿と呼称し、独身のあいだは住民票を営内から異動することは出来ないのです。

 

乗員の引っ越し事情

教育隊修業後、最初の配属先で、その艦艇の定める内規に従い、時期が来たら皆、下宿を取ります。舞鶴では本当に、ボロイ昔ながらの、○○荘という六畳一間の下宿がまだ存在し、そこをすぐに借りる者、まだ給料が少ないので、2K、2LDKのアパートを複数でシェアで借りる者、いきなり、ワンルーム借りる者それぞれです。最初の配属では、まだ給料も低く、しかも1年から2年以内に術科学校に行くので、あまりアパートを借りるのは高くつくのです...

 

なので、所長は段階的に行くつもりで、最初はぼろの○○荘で2年住み、学校修業後、風呂無し二間の人の家の離れの家を借り、その後5年目でようやくワンルームを借りました。

なんやかんやで、住めば都、最初は安いとこ棲んで、お金が貯まったらいいとこ棲もうと思っても、出港で1年の3分の一は居ないし、転勤とかで忙しいしと時は過ぎ...

 

ワンルーム借りると、例えば海外に行くと半年留守になります...でも家賃は引かれます...もったいない...

 

でもそんなこんなで、海上自衛隊在職時には、舞鶴市内で5回引っ越ししました!! でも引っ越しても住民票の異動はないので、面倒は一つ少なくなります。また、ボロイ下宿の場合は電気水道の契約の無かったり(共益費で払う)する場合もあります。

 

引っ越し作業

そして引っ越し作業の場合は、ほぼ引っ越し屋さんなんて使いません。仲のいい同期や後輩を捕まえて、車やトラックを借りで自分たちで引っ越しをします。また、自分が先輩の引っ越しを手伝う時は、先輩が使わなくなった家財や、エッチなビデオを貰ったり、要らないのに押し付けられたり、自分が先輩なら後輩にやったり、押し付けたり...(爆笑)!!

 

そして引っ越しが終われば当然、手伝ってくれたお礼にご飯を奢ります。ケチなやつはまさかの吉野家だったりなんてこともありました...

 

 

極稀に、新着任で来る、幹部、艦長の引っ越しを手伝わされることをありました。でもそこはさすが幹部、お寿司、ま、たぶん回転ずしのですけど寿司があったり、お米券くれたり、もちろん代休をつけてくれたりしてくれましたね!!ま、今のご時世じゃ、公私混同とか言って、職権乱用とか言われかねないですけどもね...

 

 

 

 

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