海上自衛隊の護衛艦生活~給料体系・特別昇給~

海上自衛隊の給料・諸手当

海上自衛隊の艦艇乗員は基本給の33%潜水艦なら45%の乗り組み手当がもらえるという話は以前ブログで紹介しました。その他にも航海に出れば航海手当がつきます。

 

航空機搭乗員(パイロットだけではなく機体に乗り仕事をする航空士も含む)は機種により違いますが、最大で各階級基本給の初号俸の60~80%の航空手当がつきます

 

また、艦艇乗員だけではなく、陸上配置に置いても手当がつくものは、寒冷地手当というものもつきます。寒冷地がつくのは、函館・余市、大湊、八戸、新潟、舞鶴です(海自の場合)。自衛隊全体でも北海道、東北、北陸の部隊にはつくのではないでしょうか。

また寒冷地手当の額や出る期間も均一ではなく、来たに行けば行くほど長くもらえます。北海道・東北に至ってはたぶん半年、5か月は寒冷地手当が出ていると思います。

 

賞与

6,12月にボーナスも出ます。昔は3月にも出ていました。3月分はおそらく調整と言って、民間が給与が好調で、その差を埋めるためのものだったのだと思います。実際、所長が入隊数年後(2000年前半頃)から給料は下がり始め、すると3月の賞与はなくなりました。

※給料が下がると書きましたが、今貰っている基本給は下がりません。基本給表が改定され、1月に昇給する分だった幾分かの給料が上がらなくなるという意味です。基本給保障というものがあります。

 

 

定期昇給と特別昇給(特昇:とくしょう)

毎年1月に基本給が昇給します。昔は1号俸ずつの昇給でしたが、2000年代中頃から改定され、勤務成績が加味されるようになり、以前の1号俸分が4分割され給料表は細かく細分化された上、普通なら4号俸(以前の1号俸)上がると思いきや3号俸しか上がらなくなりました...(現在はどうなっているかはわかりません)

 

また、定期昇給とは別に、特別昇給というものもあり、本来は成績優秀者が貰うのですが、海上自衛隊では別に何かのノルマがあるわけではないので、成績などで差別化することは難しいので、特別昇給は艦の各科ごと隊員の階級の序列順で回ってきていたのですが、所長は10年間の在職で1度も、そうただの1度の貰うことはできませんでした。そればかりか、2度自分の手前まで回ってきているのがわかっていて、来年は自分の番だと思っていたのですが、まさかのスキップされ後輩が貰い、その翌年も下に行き貰うことがありませんでした。

所長の成績が不良というわけではありませんでした。でもなぜか飛ばされました...でも中には同期は、海士の時に一度特昇し、3曹でも特昇し、相当給料に差が出ていました。そのまま在職していたら、退職までに退職金も含めて生涯年収で4~5百万くらいの差がでていたのではないのでしょうか...2度目の機会の時は、貰うはずだった直前、海外派遣の際にちょっとした物品の紛失事案があり、スキップされました。それはさすがに観念しましたね(苦笑)...

 

しかし、真面目に、普通に働いている人がこれをやられるととてつもなく士気に影響します。2度目の時はしょうがないとして、1度目の謎の特昇のスキップはそうと頭来ましたね!! 辞める原因とまではいかずとも、自衛隊に不信を抱いた事件の一つでもありましたね。

 

今となってはどうでもいいですが、現在の海上自衛隊では特昇の運用はどうなっているのでしょうか...やる気ある隊員がやる気をなくすようなことになっていなければいいのですが、自分の同期達を見ているとどうもそうではないような気がしますね...

 

 

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。