海上自衛官と転勤 護衛艦勤務で嫌な上司や先輩がいても大丈夫!?

護衛艦勤務の転勤事情

護衛艦勤務の人間関係の良い所

今までのブログで、護衛艦内の生活は非常に狭くてキツイような印象を与えるようなことはしていないつもりですが、たぶん狭い艦内艦内生活はストレスが溜まると想像できているでしょう。

居住区は10~30人部屋で、個室はなく、飯、風呂、食事、仕事も一緒だとストレスは確かに溜まります。そこでさらに自分と会わない上司や先輩に出会おうものなら艦内生活はさらに苦しくなるでしょう。

しかしそんな海上自衛隊の艦内生活にもいい所はあります。それは、嫌な上役や先輩に出会ったとしても、2~3年すればオサラバすることが出来るからです。

 

以前のブログでも書きましたが、海自では頻繁に教育のために転勤があります。自分もあるし、嫌な上司にもあるのでいずれどちらかが先に教育のための転勤を迎えオサラバすることが出来ます。

 

海士課程前に嫌な先輩にあたっても1~3年で自分が海士課程に行くのですぐオサラバです。海士課程修了後に出会っても、初任海曹課程にいくか、向こうが何か転勤を迎えるかもしれません。

ただそれまでは長く感じることもあるかもしれません...

 

上官の命令に従う義務

軍隊あるあるでよく言われるのは、上官が黒と言えば白いものでも黒になる。自衛官は上官の命令には絶対服従。

しかしこれは語弊があります。あくまでも上官の命令に従う義務であってぜった服従ではないし、その間に意見を上申することは禁止されていません。

 

さらに、海自の洋上生活ではもっと意見が許されます。それは運命共同体だから、間違った命令では船は沈んでしまします。なのでそうならないように、意見は許されています。

 

例えば、戦闘中、進路を決める航海指揮官が決めたコースで攻撃行動していても、射管員には進路をリコメンドすることが許されます。それは大砲やミサイルの射界を確保するために必要なんです。ミサイルが飛んできている時に航海指揮官がたとえ上官だからとて、攻撃できない態勢で進路を決められては乗員は皆一蓮托生です。そのためにも射界を確保するための進言は許されるわけです。

 

作業中でも同様です。より効率のいい方法を意見しあう。これが洋上勤務では水や燃料、補給品の資源は限られています。そのため非常に無駄なことを嫌う組織でもあります。なのでより無駄のない方法で効率よくやれる方法を探し出します。それが海自の良い所だと思います。

 

『ホントにお前は上に仕えることを知らない奴だ!』と言われたあの日

正直、所長は常に上官の命令に従って生きてきたと思っていました。例え意見しても、上司と意見を争い、だめならしっかり従っていました。しかどういうわけか上司が気に入らなかったようで...

 

後輩の学校入港に際しての送別会にて、飲みの場で公開説教されました。ましてや自分は次席であったのに後輩達の前でお説教でした。

でもまあ、言いたいことあるなら言えよと言われたので、散々に今までの鬱憤を晴らしました。自衛隊で直近の上司に意見や口答えしたところで解雇には出来ません。なら我慢するか、言ってしまうか。明日からの狭い艦内生活なんて関係ありません。

自分がイビラレそれ見て後輩たちが毎日ギスギスして気を使われるストレス溜まるくらいなら、自分で腐った艦内の人間関係断ち切ってギスギスしたほうがなんぼかマシです!! どちらにせよ周囲は空気の悪さを感じています。ならできることは腐った上司を退治することです!!

 

こうして、小生は居場所を確保しました。

 

こうやって書くと問題児だったように思われるかもしれませんが、所長はむしろ潤滑剤的な存在でした。しかし中にはその八方美人的な態度を気に入らない人もいるわけですよね。仕方ありませんどこでも同じですよね。

 

因果応報・自業自得!?

まだ海士長のペーペーの頃、地区でも有名な怖い海曹と取っ組みあいの喧嘩になったことがあります。怪我もなかったですがその方とはそのまま自分が転勤になりしばらく会うことがなくなりました。

 

2隻目の船では結構嫌味な海士の先輩たちや3曹の先輩が多くいてなかなかにスリリングな、神経衰弱な日々を送っていました3隻目の船では、お前は上に仕えるという事を知らないと説教されました

 

そして、4隻目の船に転勤し、初日に艦の舷門をくぐった時に、背筋が凍りました!! あの取っ組みあいの喧嘩をした先輩と同じ船でした!! しかも甲板上を自分を見つけると走ってきます!!!! やっべっ~!! と思ったら突然肩を組みだし、あのころとは違う、雰囲気でしかもあだ名で呼んでくるのです!!

さらに、喧嘩した当時、喧嘩のことは言うなよ!!と念を押したくせに、自分で全部艦内で話しちゃってたりなんかして(笑)

そしてなんの因果か2隻目の性格ネチネチのいびり先輩連中や、3隻目の上司がまさかの同じ艦にいて!! まあ大変!! と思いきや、なんと、所長が過去、しかもその人が一番イケイケだった時代に、ペーペーの自分が喧嘩したと知ると、まぁ急に艦内生活が過ごしやすくなりましたね!! どうもネチネチたちが新兵の時の教育隊の教官だったらしくて頭が上がらんかったらしいです(笑)

 

誰も逆らえず、上司でさえ手を焼いた先輩に唯一歯向かったペーペーの自分。結果はヘッドバット1発くらわしただけで、あとは所長がボコボコにシバかれたんですけどね(笑)!!その先輩は、そういう勢いのある後輩が大好きらしく、その船にいる間非常に良くしてもらい、上陸時もよく飲みに連れってもらったものでした。

 

甲板作業や作業艇(内火艇)の運行訓練の時なども、ネチネチ先輩が出てきて途中までは偉そうにしていたのに、その人が訓練指導官で来ると急に態度を変え、自分の周りの後輩達にも何も言わなくなるので、ちょっとおもしろかったですね!!(笑) 直前までへたくそ共とか言ってたのに、来たとたん...

 

自分の状況を変えるのは自分次第です。自分が我慢してもいいですが、それで状況変わるならそうすべきとは自分も思いますが、それでも変わらないときは、その時は覚悟を決めて原因の上司を叩くしかありません!! 我慢しても衝突してもどうせ周りの雰囲気は元々悪いのですから!! それでもだめならその会社自体たぶんダメになっているはずですから...

 

 

 

 

 

 

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