自衛官の収入の秘密 ~任期満了退職金について~

自衛官候補生の就業環境

最近の制度では、任期制隊員のことは試験制度上では、自衛官候補生というようですね。昔は2等陸海空士試験でしたが...

自衛官候補生は、教育隊の時は階級がなく教育隊修業後にようやく任官し、2等海士になるようですね。しかも、自衛官候補生の間、要するに教育隊の間の初任給は13万1800円とは、正直、条件厳しすぎやしませんか!? 最低時給下回ってますよね!?

正直こんな条件で入隊する人は、相当、タフか、昔と同様、名前しか書けない人ばかりしか集まらないのではないかと不安になりますね...正直使い捨ての人材感満載の就業条件ですね...所長は今の世の中なら、絶対に自衛隊には入隊しないですね...

 

人が足りない人が足りないとか言う企業や、部署に限って就業条件が厳しすぎるのですが、当の本人たちはなんで人が来ないのかわかってらっしゃらないのですよね...

 

海自の候補生は今でも練習員と呼びますか!?

さてこの自衛官候補生、ひいては任期制で入隊した隊員たちのことを、なぜか知りませんが、練習員と言っていました。練習員と言えば任期制。練習員と言えば満期金となります。

現在の一般曹候補生は、昔の合併前の制度では、一般曹候補学生、曹候補士と別れていました。海自では任期制を練習員、曹候補学生を曹候、曹候補士を補士と呼び区別していました。

 

そして転勤先、配属先の先輩などや同期ぐらいの隊員たちから質問されるのです。

例)先輩・同僚 『お前何期や? 何期ですか?』 

こちら  『23期曹候です』 『8期補士ですor8補士です』『練習員の322期です』 と答えます

先輩・同僚 『何期下やな!!』 『同期やん!!』『先輩でしたか...!!失礼しました』 と続きます。

こちら  練習員なら『舞鶴、横須賀』など教育隊の場所などを言います

 

ほぼ鉄板のこのやり取り、なぜあるかと言えば、先輩後輩を確定させるためと、曹候学生制度設立前の入隊の先輩方には曹候嫌いの方が多くいたのです。昔はみんな練習員入隊でしたからね。でこの時に、曹候嫌いの先輩・上司に当たると後の指導がきつかったりするのです!! 逆に練習員と言うと、優しくなったりします(笑)

 

また、この時、曹候、補士、練習員と違っていても、入隊年が一緒なら『同期やん!!』てなり、あいつやこいつのこと知ってるなどと共通の知人探し的なことをしたりして会話して、打ち解けていきます。

上記に例で挙げた、23期曹候、8補士、322練習員は、実際同年入隊で、舞鶴や横須賀などの教育隊で同じ時を過ごし、時には食堂や風呂なんかで小競り合いなどをしたりしているのです。まさに同じ釜の飯を食うですね。

 

任期満了退職金:通称・満期金(海) (陸では任満金?)

そして、本題に入りますが、満期金が出るのは練習員だけです。

陸に任期は2年契約の繰り返しですが海空は最初の任期だけが3年で、あとは2年契約になります。

海自の最初の3年満期金は約95万円程もらえることになります。次の2任期目は145万前後も貰えます。5年計240万円です

そしてこの時、ちょっとした裏技というか多く貰う方法があります。

それは3年満期の時に、満期金を受け取らないという事を選択することです。満期近くなると契約延長の手続きがありその時に、満期金を貰うかステイするか決めることが出来ます。

では、なぜ3年満期の時に満期金を貰わないと多く貰うことが出来るのかという事ですが満期金の計算は、満期の時の基本給に定められた係数をかけるのですが、3年満期の時の基本給が20万くらいだとして20万×係数×3年分なのです。

3年目で貰わず、5年目で貰えば5年目士長で24万くらいの基本給とすれば24万×係数×5年分 と、まとめての計算になるので、5年でまとめて貰うほうが額が多くもらえるようになるという事です!!

 

ただし!!一つ落とし穴があります、もし貰わずに、4年目で昇任試験に受かり3曹になると、3年目で貰わず、5年目で貰うはずだった満期金は貰えずじまいになります。 しかし貰うはずだったその満期金は消えるわけではありません。将来の定年の時の退職金に吸収されてもらうことが出来るのです。

これがややこしいのですが、満期金は一度置いておいて、任期満了すると形式上では一度退職的な扱いになります。そして継続し次の2任期目でまた退職扱いとなります。

定年退職金の計算は、練習員の場合は3曹昇任後からの計算になるのです!! 

 

なので、練習員は将来定年退職金が多く欲しい時は如何に早く3曹昇任するかにかかっています。しかし上記の場合で3年目で満期金を貰わずに4年で3曹昇任したとすると、その満期金は定年退職金に吸収され支給されます。要は貰わずに昇任した場合は、その年数も定年退職金の計算に含まれているわけです。 

逆に言えば、満期金は定年まで勤める前提だとしたら、定年退職金の前払いという事も言えるわけです。

 

よく同じ練習員の先輩たちに言われていました!!『若い時の満期金か、将来の退職金のどっちをとるか』てね!! だいたいみんな若い時の満期金を取るんですけどね!! あなたならどうしますかね!?(笑)

 

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