地方衰退 便利にするか、あえて不便なのか

現在は所長は東京近郊、私鉄で東京まで1時間の地方都市に住んでいます。

しかし、その位置でも人口は減少しています。日本海側地方ではもっとひどく人口が減少しているところもあるでしょう。その原因は何なのか考えてみました

車で便利にし過ぎた地方都市

日本海側地方都市に共通しているのは、『車で生活するには非常に便利』だという事です。しかし地方の人は自虐も込めて逆にこう言います、『車がないと不便』。

所長の住んでいるところや隣接の大都市まで行くのに、距離では20㎞なのに時間は車で1時間半くらいかかります。これが所長の故郷なら、たぶん30分から40分で着きます。

いきたいお店にも駐車場はないので、電車で行ったりしますが、田舎ならお店には必ず駐車場があるし、車で数十分で着きます。

 

所長の小さい頃は、街は道も狭いところも多く、くねくねしていたりしたところが、今、田舎に帰れば、必ずどこかの道が新しく、ドーンと広く真っすぐになっていたりします。

しかし、かたや今住んでいるところはそういった区画整理事業をあまり見ません。道路も狭いです。だから車を持つ人でも場所によっては電車で行きます。

そうやって見ると、地方は車で便利にし過ぎたのだと思います。便利だからみんな自家用車で出かけて、公共交通機関を使わなくなり、さらに使わないから本数も減り、値段も上がり、また使われなくなるという繰り返しです。

 

アメリカで鉄道網が発展しなかった理由

それは、自動車製造関連会社、団体、石油系会社などが車で生活するのに便利な街つくりをさせるため政治家などに働きかけた結果であると言われています。どこへ行くにも車で便利になったから鉄道網が廃れていったのです。

 

日本はその利権団体の働きかけがあったわけではないにしろ、車で便利にし過ぎたがゆえに、公共交通機関が廃れてしまいました。しかし街のすべてを車で便利にするには金がかかり、街は横に広がり、様々に金がかかり...

 

敢えて不便を残す

今住んでいる町は、確かに不便なところもあります。でもまたそれがいい味になっている側面もあります。私鉄もあるしバスもある。組み合わせて使えば不便なことは全くないとは言えませんが、便利に暮らせると思います。

 

今日自転車で旧市街を疾走している時にふと、なんでこの街は道がくねくねしてるのかなーと思いながら走っていると電車の駅が近くにありました。これが道が広く真っすぐになれば、その駅の乗降人数は減るだろうなーと考えてしまいました。

 

しかし、日本海側では便利に一度区画整理して広く真っすぐにした道を、敢えて不便に戻すなどということも出来ないでしょう。また人々も一度車で便利になった街にから不便な街に戻し、公共交通を見直し、利用してもらおうなんて虫が良すぎるのです。

 

逆にとことんまで拡げて行き切ってみる

攻めるよりも守る方が、拡大するより縮小するほうが、前進するより後退するほうが難しいのは色々な戦国武将や歴史の偉人たちが言ってきたことです。

人は一度手にした便利さや快適さは手放すことは難しいですしね…。

引くことが難しいなら、敢えてそれをわかったうえで、さらに横に街を、車で生活するに便利な街を広げてみる、突っ切ってみるのもありではないでしょうか。どうせ何やっても地方はダメなんだから、,拡げ切ってみる、それで地方の死期が早まったところでどうせ早いか遅いかの違いだけなんですから。行き切った先に何か新しい扉が開くかもしれませんしね(笑)!!

 

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