元自衛官の再任用制度についてもの申す

最初に断っておきますが、所長は別に自衛隊なんかに戻りたいわけでも、自衛隊でしか飯が食えないわけではありません。

少子高齢化で自衛官の定員割れが問題となっていますが、特にひどいのが海上自衛隊でございます。元々不人気の海上勤務は所長が現役の頃からの問題でした。そこへさらに追い打ちをかける、護衛艦の大型化、空母化の決定などにより、より乗員が足りない事態となっています。

そこへ、数年前に始まった元自衛官の再任用制度。果たして人は来るのでしょうか...

ちなみに所長は行きませんし、おそらく書類選考で落ちるでしょう(笑) なんせ”戒告”もらってる問題児ですからね!!

一昨年から始まった元自衛官の再任用制度について物申す

何人かの知り合いには軽く声かけられたりしましたが、向こうも本気ではないだろうし、こっちも今の生活が楽しいのでわざわざリスクを冒す必要もないわけでね。

 

で、募集要項をよく見てみますと...

1.陸海空 士長以下は30歳までで、採用は自衛隊法に基づき任期制自衛官となること

2.書類選考の段階で、退職時の階級が約束されていないこと。要綱には、書類選考時、人事評価の結果・成績などにより退職時より低い階級での採用もあります。と謳われています。(3曹で辞めていて1階級下げられ海士長採用ならまた任期制自衛官になるのか?)

3.退職日に成績により特別昇任した者は、退職日前日の階級による採用となること(自衛隊では退職時に功労を表して一階級上げて定年退職などを迎えさせることがある。

曹長なら3尉に昇進し3尉の退職金がでる) だけど、この制度は退職時に3尉になったけど、採用は曹長。けど成績・人事評価により一曹になる可能性もあるということです‼️

 

※.外での就職の経験値などは何も加味されないという点

 

等が書かれています。そのほか給料の号俸などの規定は書かれていませんが、上記の厳しい条件を見れば、退職時の号棒をそのまま引き継げるかはわかりません。

 

という事は、一度辞めた退職自衛官、それも成績優秀なものが戻って来るとは期待していないようですね。この制度で戻ってくる人間は、自衛隊が苦しくて外に憧れて辞めたはいいけど、外に馴染めずやっぱり自衛隊がいいと戻ってくる人間をあらかじめ予想しているという事です!

 

所長もどちらかと言えば、転職後の出戻りに関しては、特別な、そう家庭の事情や育児などを除き否定的な人間なので別にいいですけど、でもどうせ最初から出戻る人に期待しないなら、現在任期制で働いている陸海空士長を全員3曹に昇任させるほうがよほど役に立つのではないのでしょうか!?

 

もしそれでも人が足りないのであれば、この再任用制度を少し改定し、再任用する隊員の外での職の経験を加味した、技術・キャリア採用として運用する必要があるのではないでしょうか。

まあ、いずれにせよ、歴史上滅びゆく組織の人間には、客観性が欠けているという共通点があるので、どうしようもないと思いますけどもね。

 

 

 

 

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