艦艇見学がもっと面白くなる!! 海上自衛隊と階級・徽章・防衛記念章

自衛隊の制服を見てよう

自衛隊の制服には様々な装飾品のようなものが付いています。階級章はもちろん、胸には金やら銀のバッジに、昔の勲章のような色とりどりの何かまで付いています。

舷門立直中なので胸には特に徽章や防衛記念賞をつけていません。この当時既に一つ防衛記念賞を持ってはいました

 

 

階級章は言わずもがな、何となくわかるでしょうけど、果たして胸についているものは一体何なのかご紹介します。

 

徽章と防衛記念章

上段が徽章(米軍の水上艦艇徽章)下が、防衛記念章です。て、感じで制服の胸に着けます。米軍の物は参照画像としてつけています

徽章

胸についている金や銀バッジは徽章(きしょう)と言います。職種、職域がわかったりします。

海自では航空徽章(パイロット、航空士)、航空医官徽章、水上艦艇徽章、潜水艦徽章、航空管制、潜水員徽章、潜水医官徽章、特別警備隊徽章、体力水泳徽章があります。そしてこれらは誰でも付けれるわけではなく、ちゃんと自衛隊法などの法令で定められた着用資格を満たした場合でないとつけることが出来ません。上野や横須賀、沖縄など米軍放出品が手に入る街では手に入れることが出来、マニアの方が付けている場面を見ますが、本当は法令に従い着用してはいけないはずです。

 

例えば水上艦艇なら、運航資格を取り4年水上艦に乗組むもしくは通算10年間乗組むとか、潜水艦なら6か月乗組むとかの条件があります。

なので、若いのに胸に何か付いているとちょっとゴージャスで同期より優越感に浸ることが出来ます。(最初数年だけですが...)

 

防衛記念章

防衛記念章も着用資格があり、それに伴う着用資格証も発行されます。なので、着用資格を得た場合、賞状と一緒にくれる場合もありますが、着用資格の印鑑だけ押され物をくれない場合や、汚損、紛失した場合は、その着用資格証を売店に提示し、その者を購入しなければなりません。

 

防衛記念章 || 海上自衛隊

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防衛記念章は比較的すぐに胸についてきます。特に海自の艦艇部隊の場合は海外派遣訓練が多いので、1年目2年目の海士でもすぐに防衛記念章が付きます。陸自や空自の場合などは最初の一つ目の防衛記念章が10年在職で誰でももらえる物が最初の一個目なんて話も聞きました。

事実、広報などに行くと陸上支援で地連の人が来るのですが、その時に制服展示などで着ていきますと、陸自や空自の人からセーラー服なのに防衛記念章付いてると珍しがられます。(セーラー服自体珍しいし、セーラーは若い海士のイメージがあるため)

上記で書いた海外派遣訓練の防衛記念章(写真の所長の物にはありません)に至っては、すぐ着くので、2個、3個とすぐにつきます。しかし同じものの場合は同じものを何個もつけるのではなく、同じ柄の記念章の真ん中に桜か星が付いていきます。2個で銀、3個で金。でもそれでも海自の場合は重なっていきます。昔は3個以上はもう増えませんでしたが、現在はその複数印が柄の上に3つまで付くようになったとか聞いています。

 

また、着用資格も必要ですが、防衛記念章の付ける並びも決まっています! 適当に見栄えよくバランスよく並べているわけではありません。すべての物に第○○号と付いているので数字の大きいものは下に、小さいものは上段に着くように並びを記念章が増えるごとに替える必要があります。

 

写真の所長の物で軽く説明しますと

下段左:北朝鮮の不審船事案による部隊一級賞状(部隊全体で表彰される)、中:10年在職 右:テロ特措法によるインド洋派遣

上段左:5級賞詞(職務精励か何か) 中:縁故募集(通称人さらい) 右:テロ特措法によるインド洋派遣

 

海自でよく見る第43号と言われる、海外派遣訓練が付いてないのが海自の元艦艇乗員としては恥ずかしいものですね...まあ、実働でインド洋には行っているわけですが、インド洋も多い人は3個、4個付いているので、これもまた元艦艇乗員としては恥ずかしいものでもありますね...

 

 

 

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