これを知ればもっと面白くなる観艦式・艦艇見学 ~港内の係留風景 入船・出船の精神~

出船の精神

海上自衛隊の躾の精神としてたまに聞かれるのが『出船の精神』です。港に入港する際には船の艦首を港の出口側に向けて入港することです。引いては、教育隊などで靴を脱いだ際につま先を玄関の出口側に向けてそろえておいておくなどの躾としても使われます。

 

 

上記の図のような感じですね!

 

出船で停泊する理由は、緊急の場合に出やすいという事です。入船にしろ出船にしろ、港内でその場回頭で頭を回すのですが、入港時に回すのか、出港時に回すのかの違いです。

※その場回頭・・・2軸あるスクリューを1軸を前進、1軸を後進にかけるとなんと船はその場で回転することが出来る技です!!

 

しかし、その場回頭には時間がかかるのです。

そして最近は港内でも発電機などのエンジンの一部は動いているので、騒音などの問題もあり、今、出船で係留しているのは、横須賀と舞鶴くらいではないでしょうか。確か佐世保と呉ではそのまま頭から岸壁に突っ込んで入港していたような気がします。

 

また、艦にVIPなどが乗艦している場合は、早くVIPを下ろすために入船で係留する場合もありますし、訓練作業や、整備作業の関係で、船の右舷側を岸壁に着ける、左舷側を岸壁に着ける必要があるとかも関係してきますので、今の時代は必ずしも出船で停めるという強い縛りはなくなっている気がします。

 

ただ今度の観艦式には安倍首相などのVIPは出港後ヘリで着て、入港前にヘリで帰ると思いますのでこの通りいくかどうかはわかりません、あしからず...

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