海上自衛隊と役職 これを知ればド素人か玄人かわかります~艦長は一人しかいない!!副艦長なんていません!!~

よく巷で使われる、ホントに使われる役職ですが、実は海自では絶対に、絶対に使わない用語であり、そもそも存在しない役職を表す単語を一つ紹介しておきます。

その単語はほんとに、海軍や海自が絡む映画や漫画、雑誌の特集などでも使われます。その単語とは...

!!!副艦長 です!!!

ホントによく使われます...もしこの単語が使われているとそれだけで、あぁ...ド素人が大した取材もなく作って、その単語を安易に使ったのだとげんなりします...

 

世の中には副の付く役職がホントに多くあります。副首相、副大統領、副社長、副委員長などなど...。

 

しかし海上自衛隊において艦長は艦に一人しかいません。たとえ副がついても艦長という職になってしまいます。そこには特別感がなくなり、責任感も分散し、『船頭多くして船沈む』になりかねません。海の上では艦長は絶対的に一人しか要らないのです。詳しいホントの理由は聞いていませんが、先輩からはそう聞きましたし所長もそう思います。。

 

だから二番目に偉い人を副艦長と呼びたくなるのもわからなくもないですが、全く間違っているので、艦長に対しても副長に対しても失礼に当たるので気をつけなければなりません!!!

 

では、艦長の次に偉い人はなんていうのか?

では正しい用語は??

 

それは...副長です

新選組みたいですね!! 副艦長という単語よりも、副長というほうがどう考えてもカッコいいです。副艦長というと所詮副ですが、副長というと、副ではありますがそれだけで一つの長として成り立ちますね!!

そして、副長には、副艦長などという中途半端な立場ではない、れっきとした指揮官の一人としての決まった職務があります。

では、艦長に何かあれば艦の指揮はどうなるのかというと、副長が継ぎ、その後順に下に降りていきます。決まっています。なので色々あり副艦長など必要ないのです!!

それともう一つ、副長だけをやるということを(専任)副長というのですが、その場合は訓練ではない海外派遣の場合のみになります。大抵、平時においては、砲雷長や船務長という、船の航行、攻撃に関して中心となる職務の人が兼務するのがほとんどです。副長兼砲雷長みたいな感じになります。

 

ちなみに司令、司令官に対しても、海上自衛隊では副司令、副司令官という職もありません!!!! 

司令に対しては、副長もいません。では司令に何かあったら誰が次席指揮官なのか? 司令の後は、編成部隊の艦長または司令部の幕僚の序列の一番高い者が部隊の先任指揮官として指揮するというように決まっているため、副などという職は必要ないのです。

 

なので、軍関係、特に海自が出るような映画や漫画、雑誌などの特集で副艦長や、副司令などという表記している人がいればそれはド素人だと思っていいと思います。爆笑しましょう!!

 

陸自、空自には、副隊長とか、副司令とかあるようなので、そこは混同しないようにお願いしますね!!

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