海上自衛隊と階級 ~入隊教育から昇任システム、転勤システム~

海上自衛隊の教育と階級

海上自衛隊では概ね、教育→部隊勤務→教育→部隊勤務といった感じで人事は動いていきます。陸上自衛隊とは違う動きと思われます。海上自衛隊の護衛艦の機器の進歩は日進月歩なので常に教育内容はアップデートされ続けていきます。

 

海士課程にはおおむね海士の間に行きますが、稀に3曹になってから来る人もいます。もしくは海士課程中に3曹に昇任する優秀な人もいます。昇任試験は任期制隊員の場合試験科目は、一般教養(国数英理社)と特技術科、自衛隊の礼式の試験科目があります。海士課程前だと術科の科目において難しい問題があるのですが、海士課程前に3曹になってしまう稀な人はこれを解いてしまうのです。

 

ただ、人事の流れ的には、基本的には3曹昇任試験資格を貰う前、教育隊修業後1~3年の間に海士課程に行くのであまり起こりえません。しかし所長の教育隊の同期は、たまたま学校入校の話が遅く、5年目くらいで海士課程に行き、そこの課程中に昇任していました。海士課程は全員が基本海士なので、制服点検時などの時全員セーラー服なのに、一人だけ海曹用のダブルのスーツ型の制服になるのですごく目立つらしいです。

 

海士課程の順番は基本的には序列順(入隊期別順)ですが、艦の行動と学校のスタートが合わない場合は順不同になります。例えば自分の順番がそろそろで、7月に学校の期があるとしても、4月頃の自分の乗艦が海外派遣に行くなどすると次期以降回しになります。でも自分では順番はわからないのですけどね。ただよその艦に行った同じマークの同期が先に行ったりするとそろそろかなという予想がつくのです。同じ艦に同じマークの人がいれば、ほぼその人より先に行くことはありません。同時はある。

 

部隊勤務、教育のローテの中での転勤

教育→部隊勤務→教育→部隊勤務のローテーションで転勤していきます。教育に行って、戻りは基本違う艦に乗ります。この時教育から転出前の部隊に戻ることを海自では『出戻り』と言います。別に侮蔑を込めた意味で言うわけではありません。

ただその船の人間関係や空気が合わないと思っていて、やっと転勤できると思っていた人間にはすごくショックを受け、モチベーションが上がりません。

所長はこの『出戻り』経験はありませんが、同期には結構いました。出戻りになる要因にはいくつかあります。

 

1.絶対的に艦に人が足りない。よそから希望者がいないなど様々な理由で補充が利かない場合

2.優秀だから放したくない。

3.他から補充して変な奴来るリスクを避けたい場合

4.転勤してきて日が浅いのに学校に行く場合

5.その艦のシステムを勉強するために専修科に行く場合(2曹以上になるとこのパターンがほとんど)

6.他の艦が自分の転勤を断ってきた(3の場合の、自分が変な奴であるパターンですね!!本人は気づいてないでしょう!!)

 

ただ、海士課程から出戻りになるのはあまり見られないパターンですね。海士や若手3曹であるのは、1,3,4の場合もしくはそれらの複合パターンですね。

所長は出戻りないので、そう考えると、私は、優秀ではない、でも変な奴でもないという事になりますね!!普通という事で...。

 

昇任システム

海士の間は2等海士から海士長までは試験無しで期間が来たら昇任します。3等海曹昇任資格は海士長昇任から1年あきます。各階級への昇任資格は定められた期間を経過しないと次の試験が受けれません。

現在、海上自衛隊では1等海曹昇任の時から試験がありません。昔は全ての階級で試験がありました。しかし海上自衛隊では海曹長と3等海尉では同じ船乗りでもやることが違いすぎまた、45超えた曹長のおじさんが幹部候補生学校に行き自分の息子ぐらいの若造の教官に絞られるのも嫌なので、曹長から3尉にはほぼみんななりたくないので試験をわざと外し受からないように2曹位の時から昇任スピードを調整する優秀な人たちがいたのです

 

試験に落ちるために勉強するなんてよく皆言って笑ってましたね(笑)答えを外すには答えを出さないとだめですし、もし0点を取ると人事課に呼び出しを喰らうとのうわさもありましたしね(笑)

 

3曹になっていれば多少、気が抜けるのですが、海士の間に、スピード違反のでかいのを起こして懲戒くらうとか、懲戒まで行かなくても含む事故などを起こすと、任期制隊員の場合は昇任試験を受けることはできますが、ほぼ3曹への昇任はなくなるので注意が必要です。この場合、昔の3曹候補士課程の入隊の隊員なら、任期制に隊員に格下げされされることもありました。当然格下げ後は3曹昇任はほぼできませんでした。

 

 

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