陸自隊員と海自隊員の気質の違い

※注意 現役の陸自隊員とは触れ合ったことがないので推測が多く含まれるかもしれません。決してどちらかが優れていてどちらかが劣っているということではありません!!

 

上官の命令に服従する義務

自衛官には上官の命令に服従する義務というものがありますが、これのおかげで自衛隊出身者は非常に上級者の忠実なるしもべ的な感じを民間の人は受けているかもしれませんが、海上自衛隊ではそこまでではありません。

 

海上自衛官(艦艇乗り)の気質

自衛隊では一つでも階級が違えば確かに上官ではあります。しかしこれは艦内ではあまり関係ありません。何故かというと、艦内では部署という定められた規則の中で、どの科のどこにどの階級の人間を割当てるかということが細かく記されていますが、実際には綺麗に埋まることありません。事実、所長が3隻目に乗った艦では所長は射撃管制員の次席でしたが、部署表ではその席は1等海曹の割り当てでしたが、当時3等海曹の所長が配置されていました。これは転勤などもありますが、必ずしも1曹が転勤したから1曹が代わりにくるわけではないからです。

 

で、この時例えば,よそのパートと共同作業などで人員の割り振りについて、よそのパートの人間のほうが上官だからと『はいそーですか』ということを聞いていたら、自分のパートばかりが不利益を被ることもあるわけです。なのでたとえ次席が3等海曹で、相手がよそのパートの次席が1等海曹だとしても、素直に従わずに、意見を戦わせないといけないこともあるわけです。階級よりもそのパートの席次の責の重さが優先される感じでしょうか。

 

また、砲雷科の場合は、内火艇の艇長業務が時としてあります。3等海曹でも艇長として人を乗せれば自分が長なので乗っている人に注意しなければならないこともあります。

艦艇はそれ一つで戦闘体なので、艦長の命令を実行するために変わりゆく戦闘状況、天候状況などから勝手な判断は許されないけども自分が助かるためではなく船が助かり戦闘継続するために自分で判断し、戦闘指揮官にリコメンドしなければならないことも多々あります。海の上では常に変わりゆく天候、海象も考慮しなければなりませんし。

 

海の上ではないもの、足りない物で、作れそうなものや他のもので代用出来そうなもので代用し、その場を凌ぐこともあります。

 

それらのことから海上自衛官の気質は比較的オープンマインドな気がします。意見白熱で喧嘩もそこそこありましたし。

 

陸上自衛官の気質

海上自衛隊を退職後、現在の職場と以前の職場で元職によくあったり、同じ職場に何人か元陸自の人が居ます。

以前の職場で、東北大震災の時に、関連会社支援のために元陸自の人が派遣の長として、5人元職が選ばれて震災次の日に仙台に入りました。仙台に入ると派遣元の責任者と連絡がつかず、現場で判断することになりましたが、その元陸自の人は会社の当初の状況予想から出した出した指示では対応できないこと、またお伺いを立てようにも連絡がつかないことには判断が出来ないと現地での業務に支障をきたしました。

結局、所長が意見し事後報告するしかないとして、現地派遣先の指示に従い作業をしました。しかし後日それがもとで少し会社に予想外の出費をさせたみたいで、東北から帰社後、社長(警察あがり)の子飼いの総務課長(これまた警察あがり)が、その元陸自の人ではなく所長を叱責してきました。で、その時、その総務課長にぐうの音も出ないぐらい言い返したら、『お前元自衛官のくせに上官の命令に従えんのか!』と言われたので『海自ではそれは絶対ではない!!』と言い返したことがありました。

 

現在の職場にいる元陸自の人も、比較的、堅い!!というイメージがあります。会社の上司の指示には、不満そうな顔をしつつも、従っています。所長は当然、反論します。もともとのその人の気質もあるのかもしれませんが、それぞれの組織風土により醸成されてきたものだと思います。

 

海自は艦長の下す命令が何を最終目標としているか、途中の経過は各々最善策を考え、艦長の命令に対し最良の結果を出すことが目的なので、途中経過で階級上下しても激しい議論が起きますが、陸自の場合はその途中の経過に対しても細かい指示命令があるというイメージでしょうか。

 

一言でいうと

海自は柔軟(適当、その場しのぎ)陸自は堅いですかね!?

 

 

 

 

 

 

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