日本人は貯金の次に保険好き! でも裏では、実は保険も投資

貯金と保険で75%

日本人の個人金融資産は1600兆円あるといわれますが、その内訳は半分以上が現金・預金で保有され、株式や投資信託などは2割にも満たないのです。現金・預金52.6%、保険・年金準備金26.8%、有価証券16.3%、その他4.2%、有価証券の内訳は株式9.4%、投信5.2%、債券1.7%)です。

 

日本人は貯金の次に保険が好きな民族です。欧米各国では日本であるような死亡保険、医療保険にはほとんど加入しないようです。そもそも、死亡保険や医療保険は中流層をメインターゲットにしています。理由は、富裕層はお金に余裕があるのでそもそも保険に入る必要がないからです。低所得層は保険料を捻出できません。でその日本の90%以上を占める中流層に働きかけるにはどうするか…。そう、保険に入らせるには不安を煽ることです。

 

今回の年金問題もそうですが、何か事件があると不安を煽るようなニュースやワイドショーに報道機関が仕立てるにはもしかしたらそのスポンサードは保険会社かもしれませんね。保険会社がスポンサー→マスコミは中流層に対して、スポンサーの意向で不安を煽る→不安があれば庶民は保険に入るという図式が成り立ちます。

 

投資を考える上での保険を考える

日本人は保険は安全のためだし、保険システム自体が安全と考えているようですが、本当に安全でしょうか。

 

答えは否!!

保険自体は安全ではありません。そもそも保険会社も民間株式会社なので売り上げが下がれば倒産します。民間なので顧客から集めた保険料の中から社員の給与が払われます。保険会社の運営も年金システムとそう対して変わるものではありません。払ったお金で今必要な人の給付に回します。自分の分は自分で積み立てているような感じですが、実際は自分が給付されるときは誰かが払っています。

 

それはそうです。今日保険に加入し、保険料を例えば3000円明日払い、、明後日怪我して10万円の手術をして給付5万円の契約の医療費でも出ます。まだ3000円しか払ってないのに、5万円出る。誰かが支えてますね!

保険の良いところはそこにあります。貯金しかない人はそれが出来ません。貯金0円の人が明日から毎月3000円貯金します。でも明後日怪我して手術になりました。手術費は3000円しか出せません。困りますよね。

まあ、公的保険もあるので実際にはそこまで困らないでしょうけれども...公的保険の給付類をある程度知ってる必要がありますけれども…。

 

でもこうなると不思議です。どうやって賄っているのでしょうか。

 

実は保険も投資です

保険に入っている人自体は保険に加入したのであって投資商品を買ったわけではありません。しかしその実、保険会社は預かった保険料を投資に回しています。年金問題で年金保険料を投資に回すなと批判している人達には耐えがたい苦痛のはずです。しかしそんな声は聞こえてきません。一つはもちろん加入者が知らないからでしょう。もう一つは保険会社のマスコミ対策のおかげでしょう。

 

保険も投資ではありますが、それは保険会社にとってであり、加入者には投資の直接の恩恵はありません。では保険会社が保険料を投資で回さないとどうなるかですが、例えば何かの病気が一気に流行り、保険料収入を給付額が上回れば破綻します。そうならないように保険会社も、長期で安定的に配当などを得られるようなポートフォリオを形成し運用しているのです。

 

だから年金保険料の批判をする人は、民間で加入している保険、特に民間保険会社の年金保険を批判すべきではないでしょうか。でも批判しないのは先に述べた通りの理由です。知らないとはなんと便利で幸せなことでしょうか。

 

 

保険を全否定するものではありません

所長も理由があって死亡と医療保険に加入しています。しかし必要最低限度の保険です。結婚したり家を買ったりで今まで4回は見直し、加入し直しています。保険の良いところは先も述べた通り、貯金が出来るまでの時間を保険ならカバーできることです。

 

こうしてみると、貯金も投資、保険も投資、公的年金も、民間の年金保険もすべて投資なんですね。口座を開き直接自分で市場に参加するか、間接的に投資に使われているかの違いだけです。こうして考えるとますます日本人の投資アレルギーは誰かに仕組まれたことだと考えざるを得ないですね...。

 

 

 

 

 

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