海上自衛隊の余暇の過ごし方・洋上編 ~たまには昔の話でもしようか~

—海上自衛官の洋上での運動—

海上自衛隊の護衛艦も当然補給が必要です。燃料、真水、生鮮食料、そして乗員には休養が必要になります。洋上で延々と3交代でワッチがが回ってくるうえ、合間に訓練があり、24時間結局職場も睡眠も食事も同じだと休憩の概念がなく、プライバシーもなく非常にストレスが溜まります。また機関科やレーダー関係のワッチに入る人間に至っては1日中日の光を浴びないこともあります。人間日の光を浴びないと生成されない栄養素などもありますので非常に体に良くないです。海上自衛官の船乗りが定年後(55歳)10年以内に死亡する確率は70%とも80%ともいわれます。潜水艦に至っては90%以上とも言われたりします。

 

—艦上体育—

訓練の合間を縫い時間があると洋上で艦上体育が許可されることがあります。海の上を船が航海しながら、その甲板上を走ることが許可されます。ワッチの人間は当然参加できません。強制でもありません。ま、言い方は悪いですが、ハムスターがくるくる回るあれで走ってるようなものですね。甲板上をグルっと走り回っても1周120~200mくらいしかありませんからね。走るだけでなく縄跳びする人、そこら辺にあるパイプ類につかまり懸垂する人、キャッチボールする人、木刀で居合の練習してる曹長も居ましたね!!

 

海外派遣に行った際には、艦上体育の集大成で艦上運動会なるものが開かれる場合もありました。外舷索を使った大縄跳び、ターゲットゴルフや運動とは関係ない変な宴会芸のような出しもの競技などで各班対抗で競い合うこともありました。

 

最近は船が大型化してきたこともありイージス艦のこんごう型から艦内にトレーニングルームとトレーニング機器が最初から導入されている船も登場してきました。

 

—テレビ・読書—

ある程度の洋上に出てしまうとテレビの電波は届かなくなり、見れなくなってしまいます。なので連続ドラマなどを本拠地の港の自分のアパートで見ていたとしても、訓練で出てしまっては見れなくなるので録画して出港が必要になります。昔秋田沖をお昼の時間に航行中『笑っていいとも』を見ていたはずなのに、夕方青森沖でもう一回同じのが見れたことをありました!秋田と青森での『笑っていいとも』の放送時間が違っていたためでした。

 

テレビが見れない状況になったら、余暇はもはや読書しかありません。PSPやゲームボーイ、DSなどの機器をすることもありますが、ある時からそういうものの艦内への持ち込みが厳しくなりました(現在はどうなってるかわかりません)。

 

各自のベッドにベッドランプがあるので、そこで読書することが結構多くなります。小説だけでなく雑誌とかでもですね。ベッドだけでなく居住区のレストエリアでも読んでることもあります。しかしベッドでランプをつけて読むのもいいのですが、消灯後あまりに遅い時間まで読んだりベッドランプをつけたまま寝るのは憚られました。何故かというとベッドランプは蛍光灯なので、消灯後赤灯に切り替わった後ででは非常に眩しいのです。ベッドランプつけてると上下は漏れてくる光で結構明るいです。なのでベッドランプに光が漏れないように自分でカバーをしている人もいました。

 

所長は歴史ものが好きだったので、結構歴史小説を読みましたね。好きだったのは『一夢庵風流記』『立花宗茂』、あとは自己啓発的な本を読んでいました。その頃に少しでも経済系の本を少しでも読んでおけばと後悔している現在でございます...

 

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