誰も教えてくれない教育ローン・奨学金の話 ~誰も教えてくれないシリーズ第7弾~

教育資金の準備

子供が幼稚園から大学卒業までの間の学校教育費や家庭教育費の合計は、学校が私立か公立かでかなり変わります。

教育費が、子供一人当たり(幼~大)全部公立の場合746.3万円公立・私大890.1万円私高・私大1048万円私中~私大1427.6万円全私立2126.5万円はかかると言われています。(※医学部・薬学部が入るとさらにプラスになります)

これらの額から早期の準備が重要になってきます。手法としては財形貯蓄や積立定期貯金で積み立てたり、学資保険やこども保険などの保険商品で準備するのが一般的です。しかし昨今保険の利回りともいえる予定利率が低いので払込保険料よりも満期額資金が少なくなる商品もありますので注意が必要です。

 

教育ローン

公的な教育ローンは国の教育ローンだけになります。

日本政策金融公庫の取り扱うもので、固定金利型で、保護者の所得要件(年収要件)あり、学生一人につき350万円までで返済期間は最長15年です。学費、受験費用、住居費用だけでなく学生の国民年金保険料などにも充当可能です。

民間の銀行にも教育ローン(有担保型、無担保型)を取り扱っていますが、国の教育ローンに比べると金利は高くなっています。

 

奨学金制度

日本学生支援機構(旧日本育英会)の奨学金制度は、親の収入基準を満たしている必要があり、かつ子供が卒業後に返還していく貸与方式となっています。国の教育ローンと併用も可能である。

第一種奨学金...無利子 厳しい基準を満たす必要がある

第二種奨学金...有利子 第一種よりも基準は緩やかである

 

数年前からよく話題になるのがこの奨学金の第二種です。奨学金を借りたはいいが就職したのちも返せず行き詰まるというニュースである。しかし、それはごく一部の人間のことで大勢がそうではないが、マスコミの報道のせいで、まるで高利貸しのようないわれをしています。

 

マスコミの流す第二種奨学金にかかわる脚色報道

嘘報道1.

低金利の時代に3%の高金利で元金が減らない。借りる際の返還誓約書には借入金額の見込み額と利率3%で計算された額が記載されます。例えば借入見込み額570万円なら775万円と記載されます。ではなぜ3%で計算するかというと、利率は貸与終了時(卒業など)に決定されるからです。3%はあくまでも上限金利です。実際の金利の過去10年の利率は最高値は『利率固定方式で1.52%』『利率見直し方式で0.9%』にすぎません。

 

嘘報道2

奨学金は貸与終了後7か月目から返済がスタートし、3か月滞納するとブラックリストに乗り、さらに延滞が続くと4か月目から債権回収会社に回収委託され、9か月を過ぎると返還未済額の一括請求がされ最終的には法的措置となります。

マスコミ報道に寄れば、さも多くの学生が返済に苦しんでいるというが、実際は3か月以上の滞納者は16万5千人ほどいますが、返還者全体約393万人から見ると僅か4.2%にしかすぎません。

月額8万円を4年間借りた場合返還額は利率3%だと月額2万1500円を20年間、0.33%で月額1万6500円の返済になります。初任給18万円の会社に普通に勤めれれば返せない額ではありません

 

 

嘘報道3

サラ金並みに取り立てが厳しいという。回収委託する会社債権回収のほうに則った、法務大臣の許可を受けている会社のはずなので、そんなにサラ金の取り立てのような威圧、脅迫的な回収はしないはずですし、法律でも禁止されています。

 

返済できないのは親のマネー知識の低さ!!

奨学金の返還者は子供になります。大学入学前の、高校生にそんな利率やら返済額やら返済年数やらの賢さや知恵などあるとは思えません。返済できていない子たちの親たちは誓約書に署名したくせに、返還義務や利息があるとは知らなかったという親もいます。そして親が知らないなら当然子供もわかるはずありません。

 

自分でサインしたのに知らぬ返せぬで、さらにマスコミに社会問題提起までさせる。いったいどこまで恥知らずなのでしょう。以前にも書きましたが、子供の金銭感覚は親の責任です。親がマネーリテラシー能力ゼロなら、子供も親以上にはなりません。その結果が奨学金を返せなくさせているのです。

子供を大学に行かせ、高卒で苦労させたくないのならまずは積立定期、財形貯蓄をやるべきです。それをやっても足りない分を教育ローン奨学金で賄う。それが大前提です。

最初から奨学金を使おう、教育ローンを使おうなど金融知識ゼロもいいところです。子供が破綻するのが目に見えています。

 

各家庭で親と子供がお金について話し合い、学ぶ時期が来ていると思います。面倒くさがらずに大人がお金についての制度をしっかりでもうろ覚えでもいいから理解しておくべきです!!!!

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