海上自衛隊教育隊での訓練(陸上)と生活 1998年・春 ~たまには昔の話でもしようか~

—基本的な訓練メニュー—

体育(基本的な体力錬成目的のもの) 跳んだりしゃがんだり伏せたり走ったりサーキットトレーニングとかの原始的なやつ(笑)

柔道・剣道  希望選択制だいたい半々に分ける

水泳(海自では必須)ほかの2自衛隊ではないらしい。泳げずに入って来る者もいるが赤帽特別訓練てのがあるので修業する4か月で見事に泳げるようになる!!

ハンドボール 体育でやる球技。海自ではハンドボールが盛んで海自内で部隊対抗で全国大会もやっているほど

短艇(カッター)と呼ばれる小型の手漕ぎ12人乗りくらいのボートのこと。海自ではこれが一番きつい訓練..!!  次点が水泳!

赤帽訓練 平泳ぎの基準となるタイムを切れないものに対して修業までクリアできるようにする訓練。16時から17時で通常課業が終わりから甲板掃除までの合間の時間に実施される居残り訓練...。泳げない証の実際に赤い水泳キャップを被らされる。

 

—いわゆる一般イメージの自衛隊的な訓練— 

小火器射撃 小生の時は64式小銃でした(20㎜未満の口径のものは銃、20㎜以上は砲と海自では呼ぶ)4か月で一回しかしません!!

陸警(陸上警備)気を付けや回れ右、敬礼の動作など基本教練と呼ぶ。次は警棒操法、銃の扱いなどレベルが上がっていく。元海上自衛官ですと言っても一般人はみな匍匐前進とかやってたんですよねとか聞いてきますが、海自では船に乗るための教育がメインとなるのでいわゆる自衛隊的な銃持って走る、伏せる、匍匐する訓練は海自ではそこまでやりません。教育隊で2,3回、術科学校で1回位しかやった記憶がありません。陸自では匍匐は第5法まであるらしいが海自では第3法までしか習ってない…。

なので、元海上自衛官に会っても、毎日、銃持って走って伏せて匍匐してたんでしょう?とか言わないであげてください!! 陸自の人には申し訳ないが、海自では泥臭い陸戦訓練などを少々馬鹿にしている傾向があります、海に出たら全く必要ないので。

 

 

—海軍的な訓練 これが海自のメインディッシュ—

手旗信号  船で使ういわゆる手旗で信号を送るやつですね。就業後、航海科の人間しか使わないので、他の人間は忘れます!!(亡国のイージスの仙石曹長(射撃員)でラストシーンで手旗で衛星に合図してましたが、実際の射撃員の曹長は出来ませんので、あれは映画の脚色です!!(笑)

結索(けっさく)  船で使うロープワークの訓練です

短艇(カッター) 上記に書いたやつです。短艇のダビッドからの揚げ降ろしも自分たちで人力で行い、船での作業の勘を養います。また最後の訓練の締めで競技があります。

遠泳  実際に近くの海水浴場などで遠泳1時間か2時間泳ぎます。聞いたところでは舞鶴だけという話もある。※第1術科学校と幹部候補生学校のある江田島では8時間の遠泳が伝統行事であるのはある(また後日著述します)。

乗艦実習   実際に船に乗り、船の中の仕事を見る

座学  自衛隊法や関連法、勤務一般に際しての必要事項、各々のマーク(特技)の基本的事項、礼式(どういう時にどういう敬礼をするか)を学ぶ(敬礼もいわゆる挙手の敬礼だけでなく色々あるし、相手によっても変わるため)

 

 

所長の海上自衛隊記・本編はこちらへどうぞ

 

 

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