ぶっ壊せ!旧来のお金の価値観

日本式お金の“常識”“倫理観”の数々

  日本には本当にお金の常識や倫理観に関するものが多いですが、そのほとんどがお金に対するネガティブなものばかりです。

 

一体誰が作ったお金の常識・倫理観

 投資は危険、負債、借金、ローンはあまりよくない、「働かざる者食うべからず」「武士は食わねど高楊枝」お金は不浄のもの。あげればきりがありません。いったい誰がいいだしたのでしょうか。

 誰が言い出したか考えるより真意を考えてみましょう。

投資は本当に危険 !?

 例えば投資は危険、投資はギャンブルということ。これはもう簡単です。資本家、投資家が言っているわけです。以前のブログでも書きましたが、資本主義の政府の主導の元、共産的思考の混じる学校教育の中で刷り込まれます。すべての人間が資本家・投資家になっては労働者がいなくなり生産が出来なくなるし、投資家が増えて投資市場が膨らめば市況が機関投資家たちの思惑通りにレートをコントロールできなくなるためです。

 様々な権利が平等な社会であからさまに労働者は投資市場に来るなとは言えないため、余計な人間が入り込まないようにするための上手い刷り込みです。「幽霊の正体見たり枯れ尾花」ですね。

負債・借金はいけないこと !?

投資とほぼ同レベルで危ないことと教わることに、人からお金を借りることすなわち借金をすることは本当にいけないことなのでしょうか。

住宅ローンや自動車ローンを組む時や、クレジットカードを作るときなどに信用調査というものが行われます。信用…。

信用
1.人の言動や物事を間違いないとして、受け入れること。
2.間違いないとして受け入れられる、人や物事の価値や評判。
3.(credit )給付と反対給付との間に時間的なずれのある取引を成立させる信頼

大辞林

とあります。理解出来る人が読めば、金に繋がるとわかりそうです。

で、項目3にあるcreditを英和で調べると

credit
1.信用、信頼
2.名声、功績、評判
3.(経済的な)信用度
4.預金口座の残高、融資、貸付額
5.信用貸付 etc.

英和辞典

 すなわち信用調査とはその人物の上記のことを調べ上げいくらお金を貸し出し確実に返済できるかと値段をつけることに他なりません。だから資本主義社会において収入や仕事内容により階級ピラミッドがあります。権利は平等ですがこうして格差は暗に認められています。格差社会なんて声高に叫ぶ人は資本主義社会においてまさに無知をさらけ出していると言えます。

 実は友人間でお金の貸し借りをする時でもこの判断をしています。ただ論理的に考えてないからご自分で気づいてないだけです。こいつは言動や行動が軽く信用できないからお金は貸せないと。逆に言えば、借金の保証人になってしまう場合はこれらを判断せずにただ長年の友人、親戚だからとかで貸すと失敗します。

 そして上記のことから住宅ローンを組めるということは銀行から社会的信用を得たと解釈することができます。例えばクレジットカードの新規開設が通りやすくなったり、同じ銀行で自動車ローンを借りるときにあっさり借りれたり借入額が上がったりすることもあります。負債は決してマイナスではありません。ただし消費者金融や闇金で借りることは当たり前ですが問題外です。

 

嫉妬を覆い隠すための清貧の精神

「武士は食わねど高楊枝」たとえお金がなくて飯が食えなくても、お金よりも大事な物があるという言葉です。この場合は武士のプライドでしょうか。逆の解釈ならプライドなんかで飯は食えませんといっているようです。きっと武士が嫉妬の心に惑わされないように作った武士道精神かも知れませんね。

 日本はとかくお金よりも大事な価値観があると教えます。本人がそう思うのは勝手ですが、ならお金持ちの他人がどうしようともその価値観の違いで他人の勝手です。しかし日本人の心の深奥に眠るギャンブル好きで嫉妬深い執念がそうはさせません。

 記憶に新しい、カルロス・ゴーンさんの逮捕劇

 日産会長のカルロス・ゴーン氏が逮捕されました。容疑は所得隠しです。実際受け取った所得は10億円ぐらいで、将来に22億を受け取るようにしていたものです。しかし先進国の資本主義国のグローバル大企業のCEO達が受け取る報酬は20億くらいが相場とあります。おそらくゴーン会長は日本通ゆえに日本人のその清貧の精神に遠慮(嫉妬を恐れ)あとから22億を受け取るようにしたのでしょう。

 その報道の連日の過熱ぶりから、如何に日本人がお金に執着してるかがわかりました。コメンテーターたちはこぞって貰いすぎなどとコメントする。ひどいものでした。

 政治家や大企業が問題を起こしたときには真っ先にその怒りの矛先は報酬に向かうその嫉妬心はすさまじいです。政治家やグローバル企業の幹部連中はそれはそれは我々庶民の想像もつかない多忙な日々を送っているでしょう。外交、商談で海外と日本を往復、選挙対策に工場視察。若い頃はそうなるべくほかの学生が遊んでいる間勉強して成り上がったのでしょう。しかし、そんなことを全て関係ないとばかりに日本人の嫉妬心は燃え上がります。

 小生も昔はその一員でした…。恥ずかしいです。反省してます。

 世の中にあふれている常識や噂、情報には必ずベクトルが掛っている。誘導しようとしていたり願望が含まれていたり、その情報の発信者の利益を図る方向性が付加されている。それを差し引いてみれば本当の事実関係に近いものが見えてくる。

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