投資アレルギーとギャンブル好き

日本人の投資認識

 日本の株式市場の70%は外国人投資家が保有しています。一方で日本国債の90%以上は日本人が保有しているといわれます。 

 どうしてでしょうか。 

 株はやはりギャンブルというマネー教育の影響が大きいと思います。よく聞くのは株で借金を作ってしまったという話ですが具体的にどこの誰が作ったのかわからない借金の話を信じ込んでいます。そして小さいころから貯金をするように教育されています。

 しかし大事なことを一つ忘れています。銀行預金も株も債券もすべて投資だということをです。銀行は預金者からお金を預かり、それを企業や住宅ローンの原資にし、返済金と利子を取り、預金者に利息として払う立派な投資商品です。債券も株も基本的にはシステムは同じです。子供にお年玉は銀行に預金しろと教育するのに、株はギャンブルだと教える大いなる矛盾です。子供に貯金しろというなら大人は貯金も投資だと教え、株についても教えるべきなのです。

日本人は世界でも有数のギャンブル好き民族

 公営競技にパチンコ、宝くじと日本のギャンブルは多岐に渡ります。投資や株はギャンブルだと教える割には日本人は世界でもトップの無類のギャンブル好き民族でもあります。意外と思われますがその理由はパチンコです。パチンコは特殊な営業方法で、日本の法律で公営競技以外は禁止されているはずなのに、ギャンブルから外れているのです。言ってみれば誰もがギャンブルと認めながら法律上はギャンブルではなくあくまでも遊戯なのです。

 アメリカや海外でもカジノがある場所は限られた場所に作られています。日本のパチンコは町中のあちこちに、公営競技はほぼ各県に一つはあります。そんな国はなかなかありません。またギャンブル依存症患者の数も世界トップクラスです。

 投資のリスクは必要以上に恐れるのに、ギャンブルには恐れず使うのは投資とギャンブルの違いを分かっていないためです。それがわかれば投資がギャンブルではなく、正しいお金の使い方だと分かり、ギャンブルにお金を使うのは無駄が多いと気付くはずです。

 投資とギャンブルの定義の違い

 投資とギャンブルは非常に似ている気がしますが明確に違います。しかしとある調査によると投資はギャンブルだという認識を持つ人は4人に1人という調査もあります。

 ギャンブルとはある不確定の事象に関して主催者(胴元)が場所を用意し、参加者がその事象にほぼ運任せでお金をかけて勝者が一定割合の配分を受けるものです。そしてその配分を控除率と言います。何パーセント返ってくるかということです。中央競馬は25%を主催者がとります。宝くじに至っては50%以上取ります。300円で買ったら150円はもう損をしているわけです。そしてギャンブルは誰かの負けたお金で勝者が存在します。勝者とは胴元です。胴元は常に勝者なのです。

 一方投資はギャンブルのような胴元がいません。投資した段階で損をすることはありません。経済成長や会社の成長に先行でお金を貸し出すのです。貸したお金はほぼ必ず回収します。会社の倒産などもまれにありますが、会社の成長や経済成長は不確定の運任せではなく、社会の情報を知ればリスクは減らせます。うまくすれば全員が勝者になることもあるでしょう。胴元がピンハネすることもありません。誰かの負けたお金が勝者の所にくるわけでもありません。  

それでも投資はギャンブルと言いますか、これからもずっと世の中の誰かもわからない胴元に搾取されていきますか

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